少し間が空いてしまいました…!3月は企業研修の準備にかなり時間を費やしていましたが、無事に先週の金曜日に終了、翌日の土曜日も知人の体験レッスン、そして昨日は幹事をしていた娘の保育園の懇親会、と3月の大きなイベントが終わり、ようやく落ち着いたそんな週明けです。
週末も予定が詰まっていましたが、カナダから来日中のファミリー(夫婦と13〜14才の男の子)と一緒に朝食をとりました。(インスタグラムにもアップしています)
そのうちの女性は東京に来る前に大阪に滞在。美容院で担当の男性と英語で会話していたのですが、彼が”I can’t speak English.”と言ったことに思わず心の中で “But you are speaking English now!とつぶやいたとのこと、この時に限らず何度か日本で同じような経験があるようなので「どうして日本人は英語が話せないって言う人が多いの?」とダイレクトに聞かれたのでした。
日本の謙遜の文化、言わなくても察する文化は、欧米にはありません。思っていることを相手に伝える文化につき、何も言わない=意見がない人と思われてしまうことさえあります。
そうは言っても英語が話せると言ってしまって、ばーーっと話されるのもイヤだ…こんな声を聞くこともあります。こんな時にはI’m still learning.(学習中です)もしくはI speak English a little. (少し話します)と前向きに返答しましょう。相手の言っていることが聞き取れなければ “Would you repeat(say) that again?” と聞き返すだけなのですが、ここでまた問題が…。あまり聞き取れなかったけど、聞こえてきた知っている単語から「こう言ってるのかな?」と想像して”Yes.”と答えてしまう、これも英語初心者に多い傾向です。良くも悪くも「察して」しまうんですね。もしこれが道を聞かれていたとしたら、誤った案内をしてしまうより、もう一度聞き返してきちんと答えてあげる、もしくは「分かりません」とはっきり言う方が相手にとってもプラスです。何の為に会話があるのか?を考えると分かりますね!
他には「つまらないものですが…」と言って相手に贈りものをするのも日本特有の文化ですね。(どうしてつまらないものをくれるの?!)Hope you like it. (気に入ってくれたら嬉しいです)や他にもThis is my favorite!(私の大好物なんです!)などと言って渡すと喜ばれますね。
写真の花も、とあるお礼にと前述のカナダ人がプレゼントしてくれたもの。さらっと花を贈る文化、本当に素敵だなと思います。(またセンスも良い!)
英語が話せないかどうかは、相手が聞けば分かります。ビジネスとなるとまた別ですが、通常のコミュニケーションで「英語を話します」と言って実際話せなくて問題になることはないかと思います。
英語を話せるようになりたいという方は、まず「外国人とコミュニケーションをとりたい」理由はなんだろう?ともう一度考えてみてください。本当に話したければ、カタコトでも伝えようとしたくなるはずです。
PASSAGEでは相手への伝え方、話し方、声の大きさ、トーンも大切にしています。相手に伝わる話し方ができているかは自分ではなかなか分からないもの。すらすら話せていてもこちらに伝わってこない場合も、つまりながらでも伝わってくることもあります。
お気軽にカウンセリングにお越し下さいね!
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