今日はバレンタイン。そして毎月14日といえばNHKラジオ語学講座のテキスト発売日。
ただ今月の発売日は、特別です。
なぜ特別かといえば、ついに来月をもって「実践ビジネス英語」が終了するからです。
1987年から34年も続いた長寿番組ですが、現講師である杉田敏先生は、うち33年も講師を務められました。 私が本格的に聞き始めたのは1998年頃なのですが、以来生活の一部として当たり前に存在している番組だったので終了の実感が湧きません。
リスナーには著名人も多いと言いますが、ips細胞でノーベル賞を受賞した山中教授も番組を聴講していたそうです。 この番組のおかげで留学できて、ips細胞につながる研究を始められた、とコメントされたと別のニュースで読みましたが、終了を惜しむ多くの声には、番組のお陰で夢を実現したという方からの感謝の言葉が本当に多いのです。
私ももれなくその一人です。
TOEIC400点代の私には、最初は難しくて全く聞き取れなかった番組でしたが、毎日欠かさず聞いているうちにいつの間にか一度聞いただけで内容がほぼとれるようになり、上達している!と感じた日のこと、そしてその頃には遠くて手が届かないと思っていた夢が届く位置にきていたこと、そして実際に夢が叶った瞬間のこと、すべて覚えています。
英語を話せるようになったことで、仕事はもちろん、出会った人、体験など人生すべてと言っても良い程、180度大きく変わりました。 イギリスに滞在したことが直接の理由かは分かりませんが、それを機に花粉症もいつも悩まされていた蕁麻疹も治ってしまいました。
この番組がなくても英語を話せていたかな?と思うと、英語は話せたかもしれないけど、ここまで社会情勢やトレンドも同時に知って学ぶことはできなかったと思うし、英語が話せなければこの20年全く違う人生を送っていたことになるので、それも想像がつきません。それくらい私に人生に大きな影響を与えてくれた番組なのです。
最終号には特別企画として7ページにわたり、杉田先生が21の質問に答えていらっしゃるのですが、もう読みながら涙が出そうです(泣) 本当に終わってしまうのかと思うと感謝の気持ちと寂しい気持ちでいっぱいになります。 ただ幸いにも今後は年4回、季刊ムックとしてテキストが発売されるとのこと。 放送は終了しても、杉田先生の講座が急に完全になくなってしまうわけではないので少しホッとしています。
私が昨年受講した日米会話学院での講義もまだ続くようです! 本当に貴重で得るものが多い講座なので、競争率は高いですが、ぜひ教室での講義を多くの方に体験していただきたいです。
そしてまだ聞いたことがない方にもぜひ聞いてみていただきたいです。 日本語訳だけを読んでいても時代に即した内容で本当に興味深いので…!
3月最後の放送日までしっかり毎日先生のお声を拝聴して自身の英語のブラッシュアップにつとめたいと思います!
ラジオ講座に関しては過去にも記事を書いていますので興味があれば読んでみてくださいね。
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