9月ももう終盤ですね！
夏休みも終わり、ほぼ満席のレッスンが続いていますが、食欲の秋、スポーツの秋、 そして勉強の秋…とやる気にあふれている生徒さんばかりかというと実はそうではありません。
気候の変化や、夏の疲れもちょうど出る頃、 そして私自身も会社員時代はそうでしたが仕事が忙しくなる時期、 良い気候でイベントが続くことも多く、プライベートも忙しい。
春から心機一転、英語がんばるぞ！と意気込んでいた方がちょうど半年ほど経って やる気が一気に落ち込む時期でもあるのです。
レッスンには足を運んでいただいているのですが、どうもいつもと読みが違う、 受け答えが違う、声のトーンが違う…聞いてみるとこの停滞期にいらっしゃることがほとんどです。
このところ停滞期にどうしたら良いかと言うご相談も増えているのですが、皆さんに 共通してお伝えしているのは、
英語の上達には継続が何より大切だということ、 そして1日でも休むと後退してしまうこと、 長く休むとゼロに戻ってしまうこと、 気が乗らない時は楽しめる素材のみで英語に触れてとにかく続けること
です。
思ったように上達していないという方には、実際1ヶ月で何時間勉強したかを ざっくりでもいいので計算してみてくださいともお伝えしています。
私が自分の英語が変わったと感じたのは、学習を本気で初めて約1年〜1年半、 TOEICも700点台後半〜800点に達した時でした。 （スタート時のレベルは高校の時に取った英検2級＋入社時のTOEIC400点台前半）
その1年は仕事をしながらでしたが、毎日最低30分、長ければ2〜3時間という日 もありました。
なので、例えば私の1年を基準とすると、3日に1回しか勉強できない場合は単純に 上達したと感じるまでに3年かかります。 単語をも1日1個でも続けると1年で360個になりますが、3日に1回になると120個に しかなりません。
英語は時間をかけずして上達することはありませんので、まずは上達しない…と 思ったらどれだけの時間をかけているか考えてみてください。 自分でも納得いくくらいの時間を英語に充てられていますか？
何時間もかけているのに成果が得られない場合にはやり方が間違っていることもあります ので、その場合は学習方法の見直しが必要です。
スポーツと一緒で必ずスランプはあるし、そこを超えて一気に伸びてきます。 リスニングで全く聞こえなかった単語がパラパラと耳に入ってくる感覚も、 習ったフレーズが口から自然と出てきた時の何とも言えない感覚も 継続なしには得られません。
停滞した時期に諦めてしまう方も多いのですが、本当にもったいないなと思います。 PASSAGEでは、停滞期もただひたすらテキストを前から進める、ということはしません。 宿題の内容も変わります。 また挫折しそう…そう感じたら映画やドラマ、雑誌でも良いです。 ぜひ楽しんでできる方法のみで英語に触れてみてくださいね。
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